『S-Fマガジン』2024年4月号「戦後初期日本SF・女性小説家たちの足跡」に萩尾望都先生が登場

2024年2月24日に刊行された『S-Fマガジン』2024年4月号(p264~276)に「戦後初期日本SF・女性小説家たちの足跡 第12回 レジェンド少女漫画家の小説世界――萩尾望都」が掲載されています。SF作家・伴名練さんによる評論連載で女性のSF小説家の足跡を丹念に追った連載です。萩尾望都先生のマンガ作品ではない、文字だけの創作作品について網羅的に解説されています。

そこで文末に拙サイトについて謝辞をいただいているのですが、ありがたいと同時にたいへん申し訳ない気持ちになりました。というのも、『小三教育技術』1974年6月号~1976年3月号に掲載された作品について、「銀の船と青い海」に収録されたときに図書の家の皆さんが初出調査した内容をそのままいただいたところで止まっていて、「銀の船と青い海」に収録されてないものは追って国会で調査しようと思って放っておりました。
今回の『S-Fマガジン』を読んで、慌てて初出調査を追加した結果がこちらになります。

作品 > 戯曲・小説

最初からここまで出来ていれば、伴名練さんももっと楽に執筆出来たと思います。申し訳ありません。お詫び申し上げます。

ともあれ、この評論、13ページもあり、読み応えたっぷりです。萩尾ファンは是非読んでみてください。

「S-Fマガジン」2024年4月号
伴名練「戦後初期日本SF・女性小説家たちの足跡 第12回 レジェンド少女漫画家の小説世界――萩尾望都」
2024.4.1 早川書房

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