「週刊朝日百科」はかつて朝日新聞社が発行していた代表的な分冊百科です。この中に「動物たちの地球」というシリーズがありました。この雑誌で1991~1992年に萩尾先生が6コマのカラー漫画を連載していました。
→「いるかいないかさがし」
子供向けではありますが、カラーのかわいい絵柄で、内容もしっかりしていて、何故単行本になっていないのか、ずっと不思議でしたが、このたび、ようやく単行本化されることになりました。2026年12月28日刊行で、カバー画は描き下ろしです!
「ポンとアッくんの いるかいないかさがし 萩尾望都作品集」
朝日新聞出版 2026年12月28日刊行予定 2,200円(税込) ISBN978-402-3325210

萩尾望都“幻の6コマ漫画”、35年の時を経て初の単行本化!『ポンとアッくんの いるかいないかさがし 萩尾望都作品集』12月18日発売(PR TIMES)
ポンとアッくんの いるかいないかさがし 萩尾望都作品集(朝日新聞出版)
amazon / Rakuten Books
この作品は「さみしい星」からやってきた宇宙人ポンが、見ると幸福になるという不思議な地球の生き物「いるかいないか」を探す物語です。
この作品はもちろんまとまっているし、単行本化して欲しかったのですが、もしかしたら、6コマの72ページはページ数的にキツイのかなと思っていました。ところが、それに子供向けの作品を追加して1冊の本になりました。追加された作品は萩尾先生が文章を書いた童話です。
「ふんがも」「お菓子おばけ」「トリッポンのこねこ」「トリッポンとおばけ」「トリッポンと王様」
これらは小学館の『小三教育技術』に寄せたもので、すべて「月夜のバイオリン」に収録されています。
→「月夜のバイオリン」(新書館)、「月夜のバイオリン」(オリオン出版)
「トリッポンのこねこ」「トリッポンとおばけ」「トリッポンと王様」はその後、3冊の単行本になっています。
→「トリッポン」シリーズ
萩尾先生の子供向けの本、ということで1冊にまとめられた朝日新聞出版の方は本当にありがたいです。ちょっとクリスマスに間に合わないのが残念ですが、是非プレゼントにも!
蛇足ですが、ずっとこんな感じでとっておいたんですよ‥初出誌の切り抜き。


