2026年3月25日に「萩尾望都スケッチ画集II─「11人いる!」とSF世界─」が新潮社から刊行されました。Iの「ポーの一族」刊行時と同様に、今回も書店でミニ・パネル展が展開されています。最大15点(お店によって店数が異なります)の小さな展示です。こちらの試し読みも合わせてご覧ください。
現在把握できてるのが4店舗ですが、大垣書店麻布台ヒルズ店、ジュンク堂書店近鉄あべのハルカス店の情報お待ちしています。
紀伊國屋書店新宿本店
前回と同じA階段7~8階間の踊り場にあります。今回は「撮影可」マークが。問い合わせ対応ですね‥
















本は新潮社のコーナーでなく、画集の隣の棚にありました。B棚ですね。→紀伊國屋書店新宿本店8Fフロアガイド

紀伊国屋書店ららぽーと横浜店

旭屋書店池袋店

MARUZENジュンク堂梅田店




さて、「萩尾望都スケッチ画集II」はSFがテーマなので、内容は全年代のSF作品のスケッチがとりあげられています。
1970年代の作品から「百億の昼と千億の夜」「スター・レッド」それから、「あそび玉」「6月の声」「キャベツ畑の遺産相続人」「精霊狩り理シーズ」「左ききのイザン」「ウは宇宙船のウ」「ぼくの地下室へおいで」「フレア・スター・ペティコート」といった短編。
「美しの神の伝え」は20代はじめに考えた「myu」というSFをもとにした小説。この「myu」はマンガ作品で、これを描くためのスケッチが多数あったそうです。その中から何点か収録されています。このお話は『芸術新潮』2024年9月号のインタビューに掲載されています。
1980年代の作品から「ラーギニー」「銀の三角」「モザイク・ラセン」「A-A’」「4/4 カトルカース」「X+Y」「ハーバル・ビューティ」「金曜の夜の集会」「偽王」「きみは美しい瞳」「マージナル」。
出色は未発表作品の「サムは死んでいた」(未完)が全ページ収録。『芸術新潮』2024年9月号の方に収録されていた16ページはこの冒頭のようです。さらにこの作品には別のバージョンもあり、こちらも収録されています。
萩尾望都先生のインタビュー、巻末にスケッチの解説もありますので、作品と照らし合わせながら読むことができますね。
萩尾望都スケッチ画集II─「11人いる!」とSF世界─(新潮社)
宇宙を翔け生命の神秘に迫る、壮大かつ深遠な萩尾SF世界の原点がここに。

