萩尾望都先生が旭日中綬章を受章されました

2022年11月3日、萩尾望都先生が旭日中綬章を受章されることが発表されました。
萩尾先生、おめでとうございます。心からお祝い申し上げます。
これまでたくさんの素晴らしい作品を生み出されてきたことに感謝をいたします。

萩尾先生のコメントがフラワーズのサイトにあがっています。
「祝 萩尾望都先生 旭日中綬章ご受章おめでとうございます!!」(月刊フラワーズ)

旭日中綬章(きょくじつちゅうじゅしょう)は社会の様々な分野における功績の内容に着目し、顕著な功績を挙げた方を表彰する場合に授与されるものです。国や公共に対する功績を称える勲章「旭日章」のうち、旭日大綬章、旭日重光章に次ぐ上位のもので勲三等に相当します。文化人としては最上位の勲章になります。

漫画家としては、これまでの主な勲章受章者は、手塚治虫先生の勲三等瑞宝章、石ノ森章太郎先生、さいとうたかを先生、松本零士先生、水木しげる先生、ちばてつや先生らの勲四等旭日小綬章、長谷川町子先生の勲四等宝冠章となります。

萩尾先生は2012年に紫綬褒章、2019年に文化功労者に顕彰されていますので、叙勲という意味では2回目ですが、褒章という意味では3回目となりますね。
勲章と褒章の種類(内閣府)

9月の大阪でのイベントでは、すっかりお元気そうでした。今月下旬に発売される「月刊フラワーズ」での連載再開もありますね。どうかこれからもお健やかにお過ごしください。

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